住宅ローン金利について

新築の注文住宅を購入する際に近年最も人気のある金利は、変動金利となっています。
変動金利の最も魅力な点は、低い金利です。住宅ローンの借り入れ額に対して発生する利息金額は、金利が低いほど少なくなります。
その為、月々に支払っていく返済金額を抑える事が出来るのです。総返済額が少なくなる為、金利の設定が高い固定型の金利と比較して借り入れ可能額も増えるメリットがあります。
2016年現在では、大手や地方銀行の住宅ローンでは、変動金利の利率が最も低く設定されています。一般的に銀行が店頭で提示しているのは、基準金利で住宅ローンを借りる際には、優遇金利にて借りる事が出来るのです。
現在では、基準金利から優遇を受けると0.6パーセントで借り入れる事が出来る銀行が増加しています。金融緩和による低金利時代の為、住宅ローンも非常に低い金利となっています。
変動金利は、年間で2回の金利見直しが行われます。金利の変動によって、支払う利息が増えてしまい総返済額も増加してしまうリスクも潜んでいます。
最も低金利で借りられる魅力のある変動金利ですが。金利が上昇していくと総返済金額も段々と増加していきます。変動金利を選ぶには、返済期間が短く返済余力があると良いです。
また、借り入れ金額が少ない場合、金利が変動してもリスクが少なくなります。

変動金利に対して固定金利タイプがあります。変動金利と大きく異なるのは、金利を同じ利率に固定する事が出来るメリットがあります。金利の変動を気にしなくても良い為、返済計画も立てやすい魅力があるのです。
変動金利と比較すると金利が高い為、総返済額が多くなるデメリットがあります。安定して住宅ローンを返済したい場合には、固定型の金利を選択すると良いです。
固定金利の中でも期間を選べるタイプもあります。固定期間選択型で、住宅ローン借り入れ後から3年や5年といった短い期間のみ低い金利で固定出来ます。住宅ローンの返済開始直後は、残額が多いリスクがあります。
また、住宅ローン以外にも子育ての費用などお金が沢山必要です。固定期間選択タイプでは、一定期間は、金利が変動しないため金利上昇リスクを回避出来ます。将来的に固定金利の期間が終わった場合に変動金利に移行する事も出来ます。

以上、住宅ローンを組むにあたり金利は、とても重要な要素となります。将来お金を多く残す為にも金利の選択には、事前に情報収集しておくと良いです。